【剣盾S3シングル】ペリカメ雨軸水統一【最終322位】
レンタルチーム公開したので良かったら使ってみてください!
こんにちは、はもです。
とても久しぶりの記事になってしまいましたが、剣盾のランクマッチシーズン3にて水統一で最終3桁に乗れたので、使った構築を紹介したいと思います。
【構築経緯】
新世代でどう構築を組めばいいかわからなかったため、とりあえずペリゲロゲの雨+アタッカーとして強そうな4匹で組み始める。
↓
ゲロゲの雨エースとしてのパワー不足が不満だったためカジリガメに変更。
相手のギャラドス対策として用意した特殊ギャラドスがあまり強くなかったので、チョッキランターンや弱点保険ラプラス、チイラカマスジョーなど色々試すもどれもイマイチしっくり来ず、最終的にはサブの雨エースという形でもう一度ガマゲロゲを採用することで落ち着いた。(やっぱり電気の一貫を切りたかったのもある)
ダイマックス前提のポケモンがいると臨機応変な立ち回りをするのが難しそうだと思ったため、ダイマックスしなくても強いポケモンで固めることは常に意識していた。
【個別解説】
136(4)-63-120-147(252)-90-128(252)
ねっとう/ぼうふう/とんぼがえり/おいかぜ
CSぶっぱ
後続のエースの為に雨を降らせるために採用。5世代から愛用してきたニョロトノは今作まだいないため一択。
採用理由から持ち物は湿った岩としたが、ダイウォールなどを用いて雨の5ターンを枯らして来ようと動く相手も多く役に立った。
そこそこの特攻と高火力の水飛行技でアタッカーとしての性能もあり、状況によってはこのポケモンにダイマックスを切って攻め込むことも多々あった。半面特殊耐久と電気4倍の耐性には不安があり、よくある初手ドラパルト対面では電気技が来ないことを毎回お祈りしていた。(引き先がいないのが苦しい)
スカーフで使っていた時の名残で臆病CSぶっぱとしているがおそらく素早さが過剰なので、控えめにして火力を上げたり耐久を引き上げたりと調整の余地はまだまだあるだろう。
選出率1位、ダイマ率3位(体感)
ガマゲロゲ@ラムのみ すいすい
191(84)-154(196)-107(96)-×-97(12)-110(124)
A:11n
S:雨下でS1↑抜き
HBD:残りを適当に振り分け
最後に入ってきた枠で、電気の一貫を切ったりキョダイカジリガメではできない天候の取り合いをするサブの雨エース。壁構築が少々重かったこととダイマックスしない状態でも草技を打ちたかったので物理型で採用した。
物理型での採用にあたり火傷をしてしまうと面倒なのでラムのみを持たせてみたが、相手が欠伸してくる前でダイナックルを積んでイージーウィンできる試合があったりとそこそこ便利だった。バタフリーで詰まないことも大きい。
初めはメガラグラージの後継としてメインエースで運用していたが、あっさり止められてしまうことが多く不満を感じて構築から一旦外すこととなった。そりゃA種族値150あったメガラグラージですら火力が足りないとずっと思ってたのにこの子の種族値で足りるわけなかったよね……。
選出率6位、ダイマ率4位
カジリガメ@いのちのたま すいすい
※キョダイマックス個体
166(4)-183(252)-110-×-88-126(252)
ASぶっぱ
この構築の圧倒的エース。ギャラドスを倒せる雨エースを探していたら辿り着いたが、生半可な物理耐久では止められることが無くとても強かった。今世代しばらくはこのポケモンを軸に使っていきたいなと思えるほどの性能だった。しかも可愛い!
技構成はメインウェポンの水技、ダイマを切らなくても相手のダイマギャラやキッスを一撃で倒せる諸刃、ナットやカビゴンに打ててダイマ時には積み技にもなる格闘技までは確定、残りの一枠にはダイマを切る頻度が高くダイウォールが欲しかったので雑に身代わりを採用してみた。地面技が欲しい場面やダイスチルを打ちたい場面、剣舞を積みたいこともあったりするのでここはまだまだ要検討。
雨下で打つダイストリームの追加効果がないことに不満を持っていたのでキョダイ個体で採用したが、殴りながらステロを撒けるのが弱いわけがなかった。後続のHPを削ったり襷をケアしたり便利なので、目の前の相手のHPが残り少ない時でも状況によっては積極的にダイマックスを切る動きをした。ダイロックを打った時や相手に天候を替えられた時にダイストリームが打てたらなあ…と思う場面もそこそこあったが、キョダイガンジンにはその欠点に目をつぶってでも使うべく魅力があったと思う。
(ピックアップ期間に捕まえていなかったのでキョダイ夢個体を探すのは一苦労、全然出ないしやっと引いたと思ったらシェルアーマー……)
選出率2位、ダイマ率1位
ロトム(水)@たべのこし ふゆう
153(220)-×-131(28)-165(196)-128(4)-114(60)
ほうでん/あくのはどう/みがわり/わるだくみ
C:11n
S:同族意識で少しだけ多めに
HBD:残りを適当に振り分け
崩し枠①。ブラッキーやトリトドン、ドヒドイデ等の厄介な相手に対して身代わりを張り、悪巧みをして崩していく。
今まで水統一においてロトムというポケモンをほぼ使ったことが無かったのだが、今作悪巧みを習得したことにより崩しエースとして採用してみたところ想像以上に使いやすかった。水タイプへの打点となる電気技と一貫性が高くダイアークとすることにより相手を崩しにいける悪技の2ウェポンとしたが、水技が欲しい場面はほとんどなかった。
対面的な相手に対してもそこそこ仕事ができるのが強み。放電麻痺や悪波怯みで状況をひっくり返せることもあるのがずるい。
選出率4位、ダイマ率2位
ウオノラゴン@しんぴのしずく がんじょうあご
166(4)-156(252)-120-×-100-127(252)
エラがみ/ドラゴンダイブ/がんせきふうじ/みがわり
ASぶっぱ
崩し枠②。圧倒的パワーで低速気味の構築を破壊していく。カビゴンや水ロトム、ナットレイといった水統一で厳しい相手でもゴリゴリ押せるため、そのような相手を見た時には積極的に投げた。(タイプ相性ってなんだっけ……?)
ペリッパーの追い風から繋げると圧倒的な強さ。雨下で素早さ2倍のこの化け物を止められるポケモンはほとんどいないため、短いターンの間に相手構築を半壊させることもあった。
考えなしに投げると上からの攻撃で出オチしてしまうので、選出するときにはちゃんとこのポケモンに行動機会を与えられるかはよく考える必要がある。
ドヒドイデに止められてしまうことや後投げミミッキュに切り返されてしまうことがあったので、サイコファングを搭載したり素直にこだわりスカーフを持たせたりとまだまだ構成をいじってみたいポケモンだった。
選出率5位、ダイマ率6位
パルシェン@きあいのたすき スキルリンク
126(4)-161(252)-200-×-65-122(252)
つららばり/ロックブラスト/こおりのつぶて/からをやぶる
ASぶっぱ
昔からよく使ってる普通の襷パルシェン。今作にはまだキノガッサがいないため素早さに補正をかけず意地っ張りで採用した。
初手に投げてもストッパーとして置いても強いため、いろんな構築に対して雑に投げやすいのが魅力。ただ中終盤で上位帯に近づくにつれ、ギルガルド(稀にニダンギル)入りの構築に当たることが増え、選出できないこともそこそこあったので他の襷枠を探してみるのもありかもしれない。
構築できついミミッキュやドラパルトに強い貴重なポケモンだったが、どちらに対しても安定択があるわけではないのがそこそこ苦しかった。
選出率3位、ダイマ率5位
【選出】
9割以上雨。ペリッパー+雨エース+1の形が基本。
雨始動とエースで3枠割いてしまっている上ウオノラゴンも雨と絡めた方が強いため、それ以外の選出はなかなかできない。
【きついポケモン】
・特にきつい
大体勝てない、時には諦めも必要。
・そこそこきつい
もっといるかも。立ち回りと相手の型次第でなんとかなるから頑張る。
ドラパルトに対面で強い水タイプのアタッカーがいたらぜひ教えてください……!
【結果】
最高順位198位(29日2時ごろ)
最終順位322位
【終わりに】
とりあえず、最終3桁という結果を残せたことはうれしく思っています。しかし、最終日に順位溶かすことを恐れて上を目指さなかったことに後悔してもいます。次また上位を窺えるチャンスがあれば、その時は恐れずもっと上を目指してみたいです。
シーズン4ではカメックスやアシレーヌやサニーゴ、そしてキョダイマックスラプラスが解禁され、水統一での選択肢が増えました。特にラプラスは相手にするのも大変そうなので必ずしも強化とは言えませんが、引き続き色々模索しながら楽しんでいけたらなと思います。
ここまで読んでくださりありがとうございました。質問や感想等ありましたら、Twitter @hamo_543 までぜひお願いします。