【剣盾S3シングル】ペリカメ雨軸水統一【最終322位】
レンタルチーム公開したので良かったら使ってみてください!
こんにちは、はもです。
とても久しぶりの記事になってしまいましたが、剣盾のランクマッチシーズン3にて水統一で最終3桁に乗れたので、使った構築を紹介したいと思います。
【構築経緯】
新世代でどう構築を組めばいいかわからなかったため、とりあえずペリゲロゲの雨+アタッカーとして強そうな4匹で組み始める。
↓
ゲロゲの雨エースとしてのパワー不足が不満だったためカジリガメに変更。
相手のギャラドス対策として用意した特殊ギャラドスがあまり強くなかったので、チョッキランターンや弱点保険ラプラス、チイラカマスジョーなど色々試すもどれもイマイチしっくり来ず、最終的にはサブの雨エースという形でもう一度ガマゲロゲを採用することで落ち着いた。(やっぱり電気の一貫を切りたかったのもある)
ダイマックス前提のポケモンがいると臨機応変な立ち回りをするのが難しそうだと思ったため、ダイマックスしなくても強いポケモンで固めることは常に意識していた。
【個別解説】
136(4)-63-120-147(252)-90-128(252)
ねっとう/ぼうふう/とんぼがえり/おいかぜ
CSぶっぱ
後続のエースの為に雨を降らせるために採用。5世代から愛用してきたニョロトノは今作まだいないため一択。
採用理由から持ち物は湿った岩としたが、ダイウォールなどを用いて雨の5ターンを枯らして来ようと動く相手も多く役に立った。
そこそこの特攻と高火力の水飛行技でアタッカーとしての性能もあり、状況によってはこのポケモンにダイマックスを切って攻め込むことも多々あった。半面特殊耐久と電気4倍の耐性には不安があり、よくある初手ドラパルト対面では電気技が来ないことを毎回お祈りしていた。(引き先がいないのが苦しい)
スカーフで使っていた時の名残で臆病CSぶっぱとしているがおそらく素早さが過剰なので、控えめにして火力を上げたり耐久を引き上げたりと調整の余地はまだまだあるだろう。
選出率1位、ダイマ率3位(体感)
ガマゲロゲ@ラムのみ すいすい
191(84)-154(196)-107(96)-×-97(12)-110(124)
A:11n
S:雨下でS1↑抜き
HBD:残りを適当に振り分け
最後に入ってきた枠で、電気の一貫を切ったりキョダイカジリガメではできない天候の取り合いをするサブの雨エース。壁構築が少々重かったこととダイマックスしない状態でも草技を打ちたかったので物理型で採用した。
物理型での採用にあたり火傷をしてしまうと面倒なのでラムのみを持たせてみたが、相手が欠伸してくる前でダイナックルを積んでイージーウィンできる試合があったりとそこそこ便利だった。バタフリーで詰まないことも大きい。
初めはメガラグラージの後継としてメインエースで運用していたが、あっさり止められてしまうことが多く不満を感じて構築から一旦外すこととなった。そりゃA種族値150あったメガラグラージですら火力が足りないとずっと思ってたのにこの子の種族値で足りるわけなかったよね……。
選出率6位、ダイマ率4位
カジリガメ@いのちのたま すいすい
※キョダイマックス個体
166(4)-183(252)-110-×-88-126(252)
ASぶっぱ
この構築の圧倒的エース。ギャラドスを倒せる雨エースを探していたら辿り着いたが、生半可な物理耐久では止められることが無くとても強かった。今世代しばらくはこのポケモンを軸に使っていきたいなと思えるほどの性能だった。しかも可愛い!
技構成はメインウェポンの水技、ダイマを切らなくても相手のダイマギャラやキッスを一撃で倒せる諸刃、ナットやカビゴンに打ててダイマ時には積み技にもなる格闘技までは確定、残りの一枠にはダイマを切る頻度が高くダイウォールが欲しかったので雑に身代わりを採用してみた。地面技が欲しい場面やダイスチルを打ちたい場面、剣舞を積みたいこともあったりするのでここはまだまだ要検討。
雨下で打つダイストリームの追加効果がないことに不満を持っていたのでキョダイ個体で採用したが、殴りながらステロを撒けるのが弱いわけがなかった。後続のHPを削ったり襷をケアしたり便利なので、目の前の相手のHPが残り少ない時でも状況によっては積極的にダイマックスを切る動きをした。ダイロックを打った時や相手に天候を替えられた時にダイストリームが打てたらなあ…と思う場面もそこそこあったが、キョダイガンジンにはその欠点に目をつぶってでも使うべく魅力があったと思う。
(ピックアップ期間に捕まえていなかったのでキョダイ夢個体を探すのは一苦労、全然出ないしやっと引いたと思ったらシェルアーマー……)
選出率2位、ダイマ率1位
ロトム(水)@たべのこし ふゆう
153(220)-×-131(28)-165(196)-128(4)-114(60)
ほうでん/あくのはどう/みがわり/わるだくみ
C:11n
S:同族意識で少しだけ多めに
HBD:残りを適当に振り分け
崩し枠①。ブラッキーやトリトドン、ドヒドイデ等の厄介な相手に対して身代わりを張り、悪巧みをして崩していく。
今まで水統一においてロトムというポケモンをほぼ使ったことが無かったのだが、今作悪巧みを習得したことにより崩しエースとして採用してみたところ想像以上に使いやすかった。水タイプへの打点となる電気技と一貫性が高くダイアークとすることにより相手を崩しにいける悪技の2ウェポンとしたが、水技が欲しい場面はほとんどなかった。
対面的な相手に対してもそこそこ仕事ができるのが強み。放電麻痺や悪波怯みで状況をひっくり返せることもあるのがずるい。
選出率4位、ダイマ率2位
ウオノラゴン@しんぴのしずく がんじょうあご
166(4)-156(252)-120-×-100-127(252)
エラがみ/ドラゴンダイブ/がんせきふうじ/みがわり
ASぶっぱ
崩し枠②。圧倒的パワーで低速気味の構築を破壊していく。カビゴンや水ロトム、ナットレイといった水統一で厳しい相手でもゴリゴリ押せるため、そのような相手を見た時には積極的に投げた。(タイプ相性ってなんだっけ……?)
ペリッパーの追い風から繋げると圧倒的な強さ。雨下で素早さ2倍のこの化け物を止められるポケモンはほとんどいないため、短いターンの間に相手構築を半壊させることもあった。
考えなしに投げると上からの攻撃で出オチしてしまうので、選出するときにはちゃんとこのポケモンに行動機会を与えられるかはよく考える必要がある。
ドヒドイデに止められてしまうことや後投げミミッキュに切り返されてしまうことがあったので、サイコファングを搭載したり素直にこだわりスカーフを持たせたりとまだまだ構成をいじってみたいポケモンだった。
選出率5位、ダイマ率6位
パルシェン@きあいのたすき スキルリンク
126(4)-161(252)-200-×-65-122(252)
つららばり/ロックブラスト/こおりのつぶて/からをやぶる
ASぶっぱ
昔からよく使ってる普通の襷パルシェン。今作にはまだキノガッサがいないため素早さに補正をかけず意地っ張りで採用した。
初手に投げてもストッパーとして置いても強いため、いろんな構築に対して雑に投げやすいのが魅力。ただ中終盤で上位帯に近づくにつれ、ギルガルド(稀にニダンギル)入りの構築に当たることが増え、選出できないこともそこそこあったので他の襷枠を探してみるのもありかもしれない。
構築できついミミッキュやドラパルトに強い貴重なポケモンだったが、どちらに対しても安定択があるわけではないのがそこそこ苦しかった。
選出率3位、ダイマ率5位
【選出】
9割以上雨。ペリッパー+雨エース+1の形が基本。
雨始動とエースで3枠割いてしまっている上ウオノラゴンも雨と絡めた方が強いため、それ以外の選出はなかなかできない。
【きついポケモン】
・特にきつい
大体勝てない、時には諦めも必要。
・そこそこきつい
もっといるかも。立ち回りと相手の型次第でなんとかなるから頑張る。
ドラパルトに対面で強い水タイプのアタッカーがいたらぜひ教えてください……!
【結果】
最高順位198位(29日2時ごろ)
最終順位322位
【終わりに】
とりあえず、最終3桁という結果を残せたことはうれしく思っています。しかし、最終日に順位溶かすことを恐れて上を目指さなかったことに後悔してもいます。次また上位を窺えるチャンスがあれば、その時は恐れずもっと上を目指してみたいです。
シーズン4ではカメックスやアシレーヌやサニーゴ、そしてキョダイマックスラプラスが解禁され、水統一での選択肢が増えました。特にラプラスは相手にするのも大変そうなので必ずしも強化とは言えませんが、引き続き色々模索しながら楽しんでいけたらなと思います。
ここまで読んでくださりありがとうございました。質問や感想等ありましたら、Twitter @hamo_543 までぜひお願いします。
【単水タイプ統一】~ 真の水統一パ ~ 【1800達成】
【はじめに】
とある日の僕「水統一で2000乗ったぞ!やった!」
敵「言うて厨ポケばっかりじゃん」
僕「??」
僕「???」
敵「統一パには複合ポケモンがいてはいけないと思うんですよ」
僕「!!!!!」
「単水統一、やってやるです!」
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どうもこんにちは、はもです。
今回は単水タイプ統一パーティでレート1800に乗せることができたので、2回目の構築記事を書いてみました。高レート記事ではないのですがそれでもいいよって方、読んでいただけると嬉しいです。
では冒頭の茶番は置いといて、早速構築の紹介をしていきたいと思います。
【並び】
単水タイプの最終進化ポケモンを図鑑ナンバー順に並べたのがこちら
(レート使用禁止ポケモンは除く)
さすがは水タイプ、単タイプだけでも23体と選択肢はなかなか多いですね。
そしてこの中から6匹選んでできあがったパーティがこちら!
タイプは統一されてるはずなのに見た目の統一感がいまいち無いですねw
個々の採用理由を述べると、
… 好き放題ボルチェン押されるのは嫌なので、電気の一貫は切る
といった感じ(雑)
【個別解説】
先に全体の構成を貼っておきます。
177(252)-113(4)-63-×-75-165(252) (※B個体値1)
いのちがけ/がむしゃら/どくどく/アクアジェット
H:いのちがけダメージ意識でぶっぱ S:最速
B:コケコ等のとんぼがえりでなるべく削ってもらえるように最低
自分より素早さの遅いポケモンには命懸け、速いポケモンにはがむしゃらアクジェで11交換を狙っていく。
特性はテテフ等のスカーフの有無を特性発動順で確認するために型破りとしたが、エアームドやツボツボの頑丈貫通で命懸けでお持ち帰り出来るのもなかなか便利だった。
HP種族値が絶妙に足りず、命懸けを打っても倒しきれない相手が多かったのが残念。ナットレイに命懸けして赤ゲージまで削ったのに、半分回復実を食われたりするととても悲しい。
ギルガルドとゲンガーには手も足も出ないので、選出画面で見えたら基本的にお留守番。ゴーストタイプにも命懸けが効いてくれたらなあ。。
選出率6位(体感)
187(252)-100-85-86(4)-145(252)-88
ねっとう/こごえるかぜ/はたきおとす/つのドリル
HDぶっぱ
単水タイプなのに電気の一貫を切れる神。役割は相手の電気を牽制することと、耐久水ポケモン(レヒレやドヒドなど)にドリルを打ち込むこと。
初めはねむカゴ型で採用していましたが、フィールドの効果によりコケコレヒレの前で眠れないのが弱すぎたために、持ち物をチョッキに変更しました。
あくまで役割は電気の牽制なので、相手に電気タイプがいても確定で選出するわけではありません。相手の電気タイプがニョロトノやスイクンとの対面でアズマオウ警戒の電気技以外を打ってくれたら儲けもの。
(なお現実にはアズマオウの避雷針があまり認識されてないのか、16帯でもこいつ相手に電気技を打たれることもそれなりにあったため、牽制できてるかは怪しい)
熱湯の3割よりもドリルの3割のほうが強いので、役割対象と対面したら基本的にはドリルを連打します。ドリル以外の技を押すのは
・目の前の相手が身代わりを貼ってきそうなとき
・裏からゴーストタイプや特性頑丈のポケモンが後出しされそうなとき
・ドリルを打たなくても詰め切れるとき
くらい。それ以外はとにかくつのドリルを連打!
こいつのドリルの命中率次第で、このパーティのレートは大きく乱高下します。1800チャレンジでは相手のレボルトとレヒレに連続でドリルをぶち当ててくれた自覚の塊。ありがとうアズマオウ。
選出率4位
166(4)-×-95-142(252)-120-134(252)
CSぶっぱ
前回記事と同個体。シングルでスカーフトノを使っている人を自分以外にほとんど見かけないため、気が向いたら紹介記事みたいなの書くかも。
前記事の構築に比べて取り巻きのパワーが無いため、ドロポンを押さないといけない場面が割と多かったが、よく当ててくれたと思う。
選出率2位
162(252)-×-148-×-200(252)-26(4) (※B個体値27)
いたみわけ/どくどく/バトンタッチ/じこさいせい
H:とびだすなかみダメージ意識でぶっぱ
HB:陽気A252振りカミツルギのリーフブレードでぴったり確1調整
HD:特化
S:ナットレイだけは抜きたいので下降補正は掛けず
この構築の軸でありMVP。ほとんど出してた気がする。
素早さが遅いためほぼ確実に後攻でできるバトンタッチによって、周りのポケモンたちを無傷で展開できるのがとにかくえらい。例えば雨選出をした場合、雨始動役のニョロトノから雨エースのゴルダックに素引きすることはほぼできないのだが、そこで間にナマコブシを挟んでバトンタッチすることにより、雨ターンを3ターン残した状態で無傷のゴルダックを場に出すことができる。強い。
後攻バトンはあくびループを切れるのも地味に便利。ですが宿り木や呪い、滅びの歌や各種能力ダウンを引き継いでしまうことには注意が必要。
また、倒してもらうだけでキツイポケモンとの11交換が狙える特性の飛び出す中身がこの構築において本当に強かった。水統一の天敵キノガッサに対しても種ガンを打って3発当ててもらうことにより、なんと襷貫通で(!)道連れにすることができる。すごい。
種ガンを2発しか当てない自覚の無いキノガッサは運負けなので知りません…
このポケモンの最大の弱点として、挑発されると何もできなくなることには注意。相手が挑発してきそうだなと感じたら、バトンではなく素引きする勇気が時には必要。
とんぼがえり欲しいなあ…
選出率はダントツの1位
ゴルダック@ミズZ すいすい
155-×-98-161(252)-101(4)-137(252)
CSぶっぱ
雨エース枠。みず/エスパータイプと勘違いされることも多いがれっきとした単水タイプ。
雨エースとして有名(だった)なキングドラと同じ数値のCS、弱いわけがないですね。カビゴンですらほぼ1発で飛ばせる瞑想雨ドロポンZの瞬間火力は素晴らしく、他の雨エースとの大きな差別化ポイントとなります。非雨下で最速キノガッサを、雨下で最速スカーフカミツルギを抜ける素早さも魅力で、メガラグと違ってこれらに怯えなくていいのは非常に大きかった。
瞑想を積んでる間に雨ターンが終わってしまうことが多々あったので、雨始動役に湿った岩を持たせておくと、より真価を発揮できるポケモンだと思います。
熱湯の枠はナット意識の気合玉、ドヒドバナ等意識のサイキネとの選択。ただ水技がドロポンのみだとZを切った後常に2割の外しが付きまとうこと、またミミッキュを皮の上から焼けると強いので熱湯としました。が、ナットドヒドあたりはとても重いので、ドロポンを当て続ける自信があったら変えてもいいかもしれません。自分はドロポン連打することに胃が耐えられそうにないので変えられませんでした。
こいつの特性がすいすいって知らない人もいるかなと思い、ニョロトノの隣に置かなかったのは内緒
選出率はアズマオウと同じくらい、4位
スイクン@たべのこし プレッシャー
205(236)-×-136(4)-111(4)-137(12)-150(252)
ねっとう/めいそう/まもる/みがわり
H:身代わりが地球投げを確定耐え
B<D ダウンロード対策
S:最速
所謂ノイクン。相手の受けポケモンや低火力の特殊ポケモン等を起点に瞑想を積んで詰ませに行く。フシギバナやモロバレル、ランターンといった相性不利に見えるポケモン相手でも、択と運次第ではあるものの起点にできるこいつはとても頼りになりました。
バスラオやナマコブシであらかじめ毒を撒いておき、みがまもで削る動きも単純ながら強力。
特性のプレッシャーも強く、相手のポケモンのPPを枯らしにいく立ち回りを狙うこともできます。熱湯ワンウェポンであるにも関わらず、ラプラスやトリトドンといった水無効ポケモンもPPを枯らせばいいかと考えてむしろ積極的に起点にしにいっていました。
構想段階ではナットレイもウィップのPPを枯らせば勝てるかなと思っていたのですが、想像以上に種ガン持ちが多かったためしんどかった。
オニゴーリ対策もこいつのPP枯らしに一任。Cが即上がったりS上がった瞬間零度当てられたりすると負けるので安定はしませんでしたが、無抵抗よりはマシかと。
選出率3位
【ボツ枠】
フローゼル@いのちのたま すいすい
161(4)-×-75-137(252)-71(4)-182(248)
ハイドロポンプ/れいとうビーム/めざめるパワー電気/あまごい
CSぶっぱ
もともとはゴルダックの枠に入っていた雨エース。
雨が降ってなくてもジャローダより速い!雨が降っていればスカーフコケコより速い!これは強い!
と意気揚々と採用したのですが、雨下で等倍相手を削り切れない火力、先制技等であっさり処理されてしまう耐久力、と素早さ以外の数値が全く足りませんでした。残念!
【選出パターン】
雨基本選出。相手のptに水技が一貫してたらこの選出。ナマコブシをクッションにしつつ、ニョロトノとゴルダックで上から殴り続ける。雨の切れたゴルダックとラス1に残ったナマコブシは雑魚なので、ニョロトノを大切に最後まで残すことが大事。
非雨基本選出。バスラオナマコブシ(もしくはアズマオウ)で相手を削っていき、瞑想スイクンで詰めることを狙っていく。スイクンに毒を入れられたり、HPを削られたりされないように、ナマコブシの後攻バトンをうまく活用すること。
上記2つはあくまで基本。雨無しゴルダック以外なら何でもありなので、相手に合わせて柔軟に選出しました。
【無理な・きつい相手】
・どくびし展開、Z持ちジャラランガ、残飯ビビヨン、ポイヒガッサ
抵抗手段がないのでボコボコにされます。ほぼ無理なので諦め。
・水技の通りづらい挑発、身代わり、黒い霧等の補助技持ち
etc
水技の通りが悪いので雨選出はしづらい、しかしナマコやスイクンで崩そうとしても様々な補助技で妨害してくる面々。
個体数が多かったのは挑発レヒレ(バスラオの命懸けかアズマオウのドリルでなんとか)
1番きつかったのはやどみがジャローダ(ほぼ無理)
・スカーフ持ちカプ・コケコ
雨下のゴルダックですら抜けないため、アズマオウを選出していない場合ほぼゲームセット。出せていたとしても、B方面の薄いアズマオウではとんぼがえりでゴリゴリ削れるのでジリ貧。ボルチェンとんぼ等で回されるために、ナマコで11交換も難しく厳しい相手。
・タネマシンガン持ちナットレイ
種ガンが無ければスイクンでPP枯らしに行けるのだが、所持率が意外と高くて対処に困った。バスラオよりHP種族値が4だけ高いため、命懸けで持っていけないこともネック。処理ルートとしてはナマコブシで道連れにする、アズマオウでドリルを当てる、熱湯やけどを早めに引いてスイクンで粘る、あたりでしょうか。ナマコは宿り木を入れて引かれると面倒、他2匹は確率次第ですがキツイ。
上から殴っても化けの皮で防いでから飛んでくる高火力専用Z技。だからといってナマコで受けようとすると打たれる身代わり挑発呪い… 。絶望的にきついわけではないですが、熱湯で焼けるかのお祈りゲーになることが多く、なかなか安定して処理することはできなかった。
【結果】
S8 レート1700達成 (一時はレート1300台前半まで沈む)
S9 レート1700達成
S10 レート1800達成🎊🎊🎊
今期はここまで全対戦この構築で来ました。勝率約56%、健闘したんじゃないかな?
最高レートは1879でした。
【QRパーティ】
よければぜひぜひ触ってみてくださいね!
【終わりに】
半ばネタで組み始めたこのパーティ、当初は1600にも乗れるとは思ってなかったので、ここまで来れたのはまさかって感じです。3シーズンほど試行錯誤を重ねてきただけに、1800乗った時の達成感はひとしおでした。
通常のタイプ統一パというのは戦術の一種であり、縛りプレイではないと自分は考えているのですが、今回のこの単タイプのみでのタイプ統一は完全に縛りでした。
ただ、通常のタイプ統一パでは複合タイプに頼ることが多く、単タイプのポケモンはなかなか使ってあげられないのですが、今回単水タイプ統一ということで普段目を付けないポケモン達を考察出来たことはとても楽しかったです。今回パーティに入れられなかった16体も、どこかで機会を見つけて使ってみたいですね。
長くなってしまいましたが、ここまで読んでくださりありがとうございました。質問や感想等ありましたら、Twitter @hamo_543 までぜひお願いします。
ではまた!
【おまけ~タイプバランスチェッカー~】
思ったよりも点数高かったから逆にびっくり
【USUM S8使用構築】攻め続ける水統一【最高2077/最終2006】
QRレンタルチームはこちら。よかったらぜひ使ってみてください。
初めまして、はもと申します。
シーズン8お疲れさまでした。
今回USUMシーズン8で水統一パーティでのレート2000を達成することができたので、初めての構築記事を書いてみようかなと思います。
【並び】
【簡単な構築経緯】
タイプ統一パでサイクルをするのは厳しいと考えているため、なるべく対面から殴っていけるように意識して組んでいきました。
①積むことによって爆発的な突破力を持つことができ、7世代シングル最強ポケモンのミミッキュで止まらないメガギャラドスとパルシェンから構築開始。
② 電気の一貫を切る枠(水地面5匹とランターンアズマオウ)の中で一番パワーのあるメガラグラージ、組ませる雨降らしとしてニョロトノを採用。
③カプレヒレが重く感じたため物理ゲッコウガ、ここまでの5体ではポリゴン2がどうにもならないためマリルリを入れてパーティ完成。
【個別解説】
ニョロトノ@こだわりスカーフ あめふらし
166(4)-×-95-142(252)-120-134(252)
ねっとう/れいとうビーム/ほろびのうた/ハイドロポンプ
5世代のころからずっと愛用している最速スカーフニョロトノ。PGLによるとこだわりスカーフの採用率が今ではたったの1.5%しかないらしく驚きました。
雨降らし枠をペリッパーではなくニョロトノで採用した最大の理由は素早さです。最速スカーフ70族はぴったり最速130属を抜けるため、カプコケコやメガゲンガーの上から殴ることができます。(ペリッパーは65族なのでスカーフを持ってもゲッコウガまでしか抜けません)
技はメインウェポンの熱湯、草やドラゴンポケモンに打つ冷凍ビーム、バトン構築やラス1に打てて何かと便利な滅びの歌までは個人的に確定。ラスト1枠は初手に出てきやすい無振りカプコケコを乱数81.3%で落とせるハイドロポンプとしました。命中率を加味するとあまり信用できる数字ではありませんが、落とせた時のアドバンテージは大きいです。
役割は雨を降らすことと色々なポケモンを上から削ること。水の一貫がある相手に対して、序盤の奇襲も終盤の掃除もできる優秀な子でした。初手に出すと特性の発動順でスカーフがばれてしまうことが多々ありますが、ボーマンダ以外はほぼ引いてこないのであまり気にする必要はないです。
上からの熱湯でミミッキュやガルーラ等の物理アタッカーを焼いてる時がこのパーティを使ってて一番楽しい。
ラグラージ@ナイト げきりゅう→すいすい
175-222(252)-130-×-131(4)-122(252)
たきのぼり/じしん/れいとうパンチ/まもる
雨エース兼電気の一貫切り枠。火力が足りないがゆえにA特化、最速スカーフテテフを雨下で抜くために準速。
技構成はテンプレの3つ+守る。4枠目の候補技としては他に身代わり、岩石封じ、馬鹿力、毒々等が考えられますが、守るを採用するメリットとしては
・初手リザードン対面で安全に相手をメガシンカさせることができる(メガリザードンYにしてしまえばニョロトノの後出しが安定する)
・雨ターンや相手のトリルターン等の調節
・ニョロトノの滅びのターン稼ぎ
といったところです。特に1番目が重要で、この技がないとリザードン入りに対して初手ニョロトノとラグラージが投げられなくなってしまうため雨選出がしづらくなってしまいます。
火力不足を感じることもありましたが、雨エースとして十分活躍してくれました。電気の一貫切りの役割も担っているため、ライボルト、ボルトロス、ヒートロトム、ジバコイルなどに対しては雨無しでの単体選出をしていくこともたまにあります。
ゲッコウガ@いのちのたま へんげんじざい
147-147(252)-87-124(4)-81-191(252)
ダストシュート/けたぐり/かげうち/れいとうビーム
ORASの時代にはそれなりにいた物理寄りの両刀ゲッコウガです。pt的に重い水妖勢、カビゴンやガルーラ等のノーマルに刺さるA振り珠持ちとしました。
環境にほとんどいないためかけたぐりを考慮されて動かれることがほとんどなく、イージーウィンできることも結構あって強かったです。ドヒドイデとギルガルドに完封されるのが難点。
何も考えずに先発で投げると、スカーフ持ちを合わされて処理されることが多いため注意が必要です。
スカーフっぽいゲッコウガとのミラーになったときは、影うちを打つととんぼ返りを半減で受けて相手のゲームプランを崩すことができます。相手の持ち物を読み外したらキツくなりますが、そこは並びと出し方で何とか推測しましょう。
マリルリ@オボンのみ ちからもち
192(132)-112(252)-101(4)-×-102(12)-84(108)
アクアジェット/じゃれつく/はたきおとす/はらだいこ
積みエース①。このパーティで唯一ポリゴン2を突破できるポケモンであるため、ポリゴン2を見たらほぼ確定選出です。他にもパーティできついメガギャラドス、ブラッキー、クレセリアといった悪タイプや耐久ポケモンを崩すのが役割。受けループはラッキーあたりを起点に腹を叩き全抜きを狙います。
調整は火力にぶっぱした後、大概のポリゴン2を抜けるラインまでSに振り、残りを耐久に回しました。身代わり持ちのポリゴン2以外に抜かれたことは無かったため、素早さの調整は正解だったと思います。しかし耐久ポケモンの前で無理やり積むことが多いことを考えると、HPを定数ダメージ最大の16nにしたのは多分失敗でした。BDに少し振り分けたほうが良かったです。
基本的には、腹を叩けそうなときは迷わず叩きます。ただし、相手の裏にカプテテフやミミッキュがいる場合は後出しからあっさり切り返されるので、苦しい読みを通していく必要があります。
パルシェン@きあいのたすき スキルリンク
125-147(252)-201(4)-×-65-134(252)
つららばり/ロックブラスト/こおりのつぶて/からをやぶる
積みエース②。初手で出てきやすいキノガッサ、リザードン、カプテテフに積極的に合わせます。また、ボーマンダやアーゴヨンのストッパーやオニゴーリ対策の役割も担っています。(オニゴーリにはちょくちょく負けますが)
キノガッサ対面での勝率を高めるために性格は陽気としました。パルシェンとキノガッサの対面では相手はほとんどの場合キノコの胞子を打ってくるため、こちらはつららばりを押すことにより意地ガッサは確実に、陽気ガッサは同速勝負の50%の確率で無償突破することができます。
水統一においてキノガッサは草食マリルリでも入れない限りとてつもなく重いポケモンなので、同速負けで負けることは仕方がないと割り切っています。
最速にしていることによって、こご風メガゲンガーやニトチャリザードンを1積みで抜けるという副産物もありました。反面、耐久に振ったミミッキュにはほぼ確実に上を取ってしまうため、殻を破ることができないことに注意です。
ギャラドス@ナイト いかく→かたやぶり
171(4)-207(252)-129-×-150-146(252)
かみくだく/じしん/アイアンヘッド/りゅうのまい
積みエース③。テンプレ陽気AS振りのメガギャラドス。パルシェンを止めに来る鋼ポケモン等を起点に全抜きを狙っていきます。
当初はアイへの枠を身代わりで使っていましたが、ミミッキュに1舞かみくだくを耐えて切り返される展開があまりにも多かったために変更しました。毒々ギルガルド、宿り木ナットレイ、熱湯を打ってくる耐久水等との対面で身代わりが欲しい場面も多々ありましたが、アイヘはアイへで不利対面を怯み倒したりできたりとなかなか使い勝手がよく強い技でした。もしかすると切るべき技はかみくだくだったかもしれません。
強いポケモンですがそれだけに対策もされており、相手のゲッコウガやルカリオなどからの不意の電気技で出オチすることも稀にありました。
【選出・立ち回り】
決まった選出はありません、刺さっている3匹を出していきます。この時に大事なのは、誰を通して抜いていくかをしっかりと考えておくこと。
立ち回りとしては、端的に言うとなるべく交代をしないことです。(無償交代できそうなときなどもちろん例外はありますが。) 不利対面でも、とにかく目の前のポケモンを削って裏の圏内に入れることが大事です。選出時に通そうと考えたポケモン以外はある程度雑に切っても構いません。
【特にきついポケモン】
・スカーフ草技持ちポケモン etc.
特にカミツルギ。どうやっても無理ですたいありでした。
メガ枠の2体でしか勝てないので辛いです。ギャラドスに身代わりがあれば無理やり起点できたのですが…
特に無理やり削りを入れても再生力で回復してくるドヒドイデにはほぼ勝てませんでした(最終日対ドヒドイデ入り7戦7敗)
突破手段がほぼマリルリしかないので、カプテテフやミミッキュといったマリルリを止められるポケモンと組まれていると非常に厳しいです。最悪ラグラージで怯ませてなんとか…大概ならないですね。
・メガフシギバナ
ご存知水ポケモンの天敵。ニョロトノラグラージマリルリは圧倒的に不利なので、残りのポケモンでごり押すしかないです。きついポケモンがこいつ1体だと意外と勝てたりすることもあります。
他にもたくさんいますがグダグダ書いてもあれなのでこのくらいにしておきます。こいつどう処理するのっていうのとかあればぜひ質問してください。
【結果】
最高レート2077 最終レート2006
【終わりに】
水統一はORASの頃からぼちぼちとやってきましたが、当時の自分では夢のまた夢であったレート2000達成、更に今回は2000台の後半まで来ることができて大満足のシーズンになりました。あわよくば2000のつもりだったのが2000以上に約50戦も居座れたのは正直出来すぎかなと思います。 (途中1回だけ1999に落ちましたが)
ただ人間欲が出るものでして、レートが2050を超えたあたりのころには、2100に行ってみたいという気持ちも芽生えてきました。今回はまだまだ遠く手は届きませんでしたが、将来的にはそのラインを目指してみたいかなと思ってます。
(その時は水統一じゃなくてもいいのですが、今の僕には水統一以外扱えないです)
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